Center of gravity 【FXにおけるCOGの使い方について】

Center of gravity 【FXにおけるCOGの使い方について】

センターオブグラビティとは

今回紹介させていただくのは、相場の転換を早期に発見するための指標COGについてです。

このオシレーター系テクニカル指標は2002年という、比較的最近に作られた指標であり、価格が転換するポイントというのを早期に発見するために考案されたものです。

このオシレーターの特徴として、価格の転換ポイントを見極める事ができるという事もそうなのですが、価格に対しての遅れがないと言われている事です。

COGはどの相場でも効果を発揮するのかというとそうではなく、基本的にはレンジ相場において効果を発揮するものとなっています。

要するに、このオシレーターのシグナルに従って売買を行うとなった場合、自分自身でトレンド相場なのかレンジ相場なのかという事を確認する必要があるという事です。

そして、多くのオシレーターにありがちな、一定の数値を基に”買われ過ぎ・売られ過ぎ”というのを確認できるという指標ではないので、その点も踏まえて順番に説明していきたいと思います。

COGの使い方と見方について

簡単に使う事ができて便利!?

それではCOGの使い方と見方について説明していきたいと思いますが、見方については詳しく説明す程の事ではないので軽い説明にさせて頂きます。

まず初めに見方というのは、青と赤のラインが表示されており、それらが推移している最中に交差をすることで反転していきます。


(Charts provided by Trade Interceptor/Thinkmarkets)

この指標に関しては、ラインが上昇しているから”買い”、ラインが下降しているから”売り”といった判断方法ではなく、青と赤のどちらが上にあるのか、または下にあるのかで相場の流れを確認する事ができるという物です。

そして上記の事を踏まえた上で説明しますと、青色のラインが赤色のラインの上を推移している時は”買い”となり、赤色のラインが青色のラインの上を推移している時に”売り”となります。

これがCOGの基本的な見方となっており、この前提条件を踏まえた上で売買を行うという事になります。

それでは次にエントリー方法について説明していきたいと思いますが、その前にまずは冒頭で説明した前提条件について触れて行きたいと思います。

絶対に守るべき前提条件

この絶対に守るべき前提条件というのは、冒頭でも少し説明しましたが、”レンジ相場”で効果を発揮することのできるテクニカル指標だという事です。

レンジ相場にて効果を発揮するという事は、トレンド相場では効果を発揮しにくいという事が挙げられ、トレンド相場において無理にエントリーを行うと損失が広がってしまう可能性が高いという事です。

レンジ相場で機能するシグナルだと聞いても、トレンド相場でも通用するのではないかという期待を抱いてしまう方もいるかもしれませんが、全ての相場においてしっかりと機能する指標など存在しないので、その点についてはしっかりとルールを守って使う必要があります。

それではこの前提条件を考えた時に、絶対的に必要となってくる事というのが、レンジ相場とトレンド相場をどのように見分ければ良いのかという事ですが、この問題についてはご安心下さい。

ADXというテクニカル指標を用いる事で、トレンド相場なのかレンジ相場なのかという点を即座に判断する事ができます。

ADXについては下のリンクで詳しく説明していますので、ADXについてまだ何も知らないという方は先に確認することをお勧めします。

Average Directional Index 【ADXの使い方とAPZとの組合せについて】Average Directional Index 簡単にトレンドを判断する事ができる!? 今回紹介させていただくのは、”Avera...

それでは、ここではADXの説明は省略させて頂きますが、ADXを同時に表示させてみるとしたの画像の様になります。

(Charts provided by Trade Interceptor/Thinkmarkets)

画像をみて頂くと、ものすごく相場の判断を行いやすいというのが分かるかと思いますが、この様にして別のテクニカル指標と併用することによって、より使いやすくすることができます。

それでは以上の事が、トレンド相場・レンジ相場の判断に関する事となりますので、最後にこれらの事を踏まえた上でのエントリー方法というのを見ていきましょう。

COGの売買シグナルについて

レンジ相場で効果的!

それでは最後にCOGを用いた売買方法について説明していきたいと思います。

まず初めに売買シグナルについてですが、これに関しては前半の部分で軽く紹介しましたので、おさらいという形で簡単に説明したいと思います。

そのシグナルというのは、青ラインが赤ラインよりも上にあれば”買い”、赤ラインが青ラインの上にあれば”売り”という事です。

そして、各ラインが交差して反転したタイミングで決済+エントリーを行うということです。

しかしここで一つ気を付けなければいけない点というのがあります。

まず、決済+エントリーを行うのは特に問題ないのですが、どのタイミングでそれを辞めるのかという点が重要となってきます。

そしてその重要な点を決める為に用いるものがADXという、先ほど紹介したテクニカル指標となる訳です。

使い方としては非常に簡単で、ADXが示すレンジ相場であれば、上記の様な決済とエントリーを行い、ADXがトレンド相場と示した場合にエントリーを辞めるという事です。

仮に保有しているポジションが損失となっていた場合には、ADXがトレンドだと示したタイミングでエグジットした方が良いかと思いますが、保有しているポジションと同方向へ相場が向かっているのであればそのままポジションを保有し、トレンドを追っていった方が利益を増やす事ができます。

以上の事がCOGとADXを併用した場合の売買シグナルとエグジットに関する内容となります。

実際にこの方法をもちいて取引を行うという方は、しっかりとバックテストを行い、その結果を考慮した上で使うかどうかを決めて頂けたらと思います。

今回ここで紹介した組合せに限らず、色々なテクニカル指標との組合せを考える事で、リターン率の高い手法を作ることができるかもしれません。

このサイト内には、色々なテクニカル指標の解説コンテンツが多くありますので、気になる方は、自分の手法作りの為にもサイト内を周回してみてはいかがでしょうか。