Positive Volume Index【使い方とNVIとの併用について】

Positive Volume Index【使い方はNVIと同じ!?】

PVIとは

今回紹介させていただくのは、Positive Volume Indexというオシレーター系テクニカル指標です。

このPVIというのは、NVIと同様に1930年代に開発されたテクニカル指標となります。

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PVIも、価格の動きと出来高を基に計算された数字を基に相場の動きを確認する事ができる指標となっており、このオシレーターの特徴としては、相場が強気なのか弱気なのかという事を確認できるという点です。

そしてこれら2つのオシレーターというのは、”一般投資家”と”そうでない投資家”の動きというのを取引量に見立てているという共通の特徴もあります。

要するに、”一般の投資家”が大量に取引を行う時というのはある程度相場が形成された後であり、”そうでない投資家”が取引を行うのは、一般の投資家が取引を頻繁に行っていない時に取引を行うという事が前提として考えられているということです。

この様な前提条件を踏まえた上で、このオシレーターの見方や使い方など紹介していきたいと思います。

PVIの見方や使い方について

基本的な見方をご紹介

それではまずはこのオシレーターの見方から順番に紹介していきたいと思います。

このオシレーターを使う場合、基本的には255日EMAを設定し、それを基準として相場を確認していくという方法になります。


(Charts provided by Trade Interceptor/Thinkmarkets)

255日EMAとは、1年の期間を表しており、そのEMAの上を推移している時は79%の確率で強気相場、下を推移している時は67%の確率で弱気相場だという様に言われています。

基本的な考え方としては、EMAよりも上にあれば強気相場の可能性が高く、EMAの下にあれば弱気相場の可能性が高いということです。

そして、PVIが示すものとしては、先ほど述べた前提条件の”一般投資家”の動きを表す指標となっており、これ単体で使うというものでは無いので、次にその部分についても触れて行きたいと思います。

基本的な使い方とは

まずは基本的な使い方として、仮にこのオシレーターを単体で使うとなった場合の方法から順番に紹介していきたいと思います。

先ほど、このオシレーターは単体で使う物ではないと説明させて頂きましたが、もし仮に単体で使いという場合は、他の指標にも共通している方法である、EMAをクロスしたタイミングでエントリーを行うという事が挙げられます。

移動平均線が用いられている指標などにおいては、基本的に移動平均線のクロスをエントリーのシグナルと捉える事が多いため、このオシレーターもその例外ではないかと思います。

しかし、実際に使うとなった場合、基本的には単体で使う事はお勧めできません。

このオシレーターは、NVIと組み合わせる事によって効果を発揮するものですので、その組み合わせ方法を紹介していきたいと思います。

NVIとの組み合わせ

まずはこの組合せについて、分かりやすく説明する為に、下の画像を先に見て下さい。


(Charts provided by Trade Interceptor/Thinkmarkets)

まず2つのオシレーターが表示されていますが、上の段がPVIであり、下の段がNVIとなっています。

先ほども少し説明させて頂きましたが、PVIが表示しているのは、”一般投資家”の動きであり、NVIが表示しているのが”そうでない投資家”の動きとなります。

要するに、PVIが上昇している時というのは、一般の投資家が大量に取引を行い始めているという事が挙げられ、NVIが上昇している時というのは、そうでない投資家が取引をし始めている(仕込み始めている)という事が挙げられます。

この様な前提事項から分かる、これらオシレーターの使い方として、PVIが下がっているにも関わらず、NVIが上昇している時が狙い目だという事です。

PVIとNVIの乖離を狙ってエントリーを行うという事ですね。

そして上記のチャート画像にあるような場合の時、PVIは途中でEMAを下回っていますが、NVIはEMAを下回る事無く推移している事が分かるかと思います。

その場合というのは、買増しのチャンスでもあり、ある程度のリスクを考慮した上で一時的にナンピンを行う事も良いかと思います。

一般的にナンピンは良くないものとされていますが、それは永遠に行った場合の事であり、一定の条件下で、なおかつ自分の許容範囲内の損失に抑える事ができるのであれば、一般的のそれにはあたらないかと思います。

例えば、これらオシレーターを用いてナンピンを行うのであれば、上記画像にあるような場合にナンピンを行い、NVIがEMAを下回ってしまった場合に損切りを行うなどの条件を付けるという事です。

一応、あくまでもナンピンを推奨している訳ではなく、そのような使い方もありますという紹介になりますので、実際に使うとなった場合には、自分の資産に見合ったリスクの基に実行していただけたらと思います。

それでは、簡単なご紹介ではありましたが、以上の事がPVIです。