FXの注文の種類を知って取引を有利に進める方法とは

FXの注文の種類を知って取引を有利に進める方法とは

まずは基本的な売買用語から知ろう!

今回紹介させていただくのは、FXの注文の種類とその意味についてです。

注文の種類を紹介する前に、まずはFXにおける基礎的な用語から順番に説明していきたいと思います。

もうすでに取引を行っているという方であればこれら基礎的な知識というのはあって当然かと思いますが、これから始めるという方やあまり詳しくは理解していないという方はこの記事を読んでいただくとすぐに理解できるかと思います。

それではまず初めに基礎的な用語からです。

この基礎的な用語というのは、基本的には3つの売買方法の事です。

そしてその3つというのが、成り行き注文・指値注文・逆指値注文となります。

成り行き注文とは

成り行き注文とは、自分がエントリーを行いたいと思ったタイミングで即座にエントリーをすることができる注文方法です。

即座にエントリーできるというのは、あらかじめ決めた値段でエントリーをするのではなく、その時の価格でエントリーを行うという事です。

経済指標の発表時など、比較的短期間の間に相場が大きく動いた場合などに使われる事の多い注文方法です。

指値注文とは

指値注文とは、自分がエントリーをしたい方向と逆方向に進んだ場合にエントリーを行うという方法です。

自分がエントリーしたい方向と逆方向というのは、買いでエントリーを行いたいとなった場合、今の価格よりも下がったタイミングでエントリーを行うという事です。

例えば、現在の価格が1ドル100円だったとします。

この場合に指値注文をして買いでエントリーをするとなった場合、1ドル90円になったタイミングで買いエントリーを行うという事です。

もちろんエントリーを行う価格というのは事前に設定することが可能となっております。

逆に売りでエントリーを行うとなった場合は、現在の価格よりも上がったタイミングで売りエントリーが執行されるという事です。

要するに、指値注文=カウンタートレード(逆張り)でエントリーというように考えておくとイメージを持ちやすいかと思います。

逆指値注文とは

逆指値注文とは、自分がエントリーをしたい方向に進んだ場合にエントリーを行うという方法です。

自分がエントリーをしたい方向に進んだ場合というのは、買いでエントリーを行いたいとなった場合、今の価格よりも上がった場合にエントリーを行うという事です。

例えば、現在の価格が1ドル100円だったとします。

この場合に逆指値注文をして買いでエントリーするとなった場合、1ドル110円になったタイミングでエントリーを行うという事です。

こちらも指値注文と同様に、エントリーをしたい価格を予め設定しておくことが可能です。

逆に売りでエントリーを行うとなった場合は、現在の価格よりも下がったタイミングでエントリーが執行されるということです。

要するに、逆指値注文=スイングトレード(順張り)でエントリーというように考えておくとイメージしやすいかと思います。

以上の3つが基礎的な用語の部分となります。

これら基礎的な知識を踏まえた上で、本題である注文の種類について紹介していきたいと思います。

FXの注文の種類について

IFD注文とは

それでは本題に入っていきたいと思いますが、今回紹介させていただく注文の種類に関しては3つあります。

その3つの中から、まず初めにIFD注文から紹介させていただきたいと思います。

IFD(イフダン)注文とは、最初の注文が執行された場合、2つ目の注文も自動的に執行されるというものです。

最初の注文が執行された場合というのは、仮に1ドル100円で買い注文が執行された場合に、その反対の売り注文も予約でいれておくことができるというものです。

予約でいれておくことができるというのは、1ドル110円になったら売る(決済)という注文も入れることができるということです。

要するにエントリーをしたタイミングで、決済の注文も予約で入れておく事ができますよという事です。

この注文方法が有効なパターンとしては、エントリーをしたタイミングでエグジットのポイントもあらかじめ決めてあるといった場合です。

IFD注文を使う事により、自分が相場から離れている時に決済のタイミングを逃したという事にならない為にも、あらかじめエグジットポイントも予約で入れておく事により、しっかりとした利食いが可能になる可能性があるという利点があるという事です。

そしてこの注文方法のもう一つの利点として、上記の逆バージョンである損切りの注文として出すこともできるという事です。

上記の場合ですと、買いでエントリーをして相場が上昇していった場合に利食いポイントを予約で入れておくことができるという事ですが、その逆の損切りポイントを予約で入れておく事もできるという事です。

要するに、相場が途中で反転して下落した場合であっても損切りの予約注文を入れておく事で、自分が相場を見る事ができない場合であっても自動的に損切りを行ってくれるという事です。

正直このIFD注文に関しては、利食いのポイントを予約で入れておく事ができるというよりも、損切りの注文を予約で入れておく事ができるという事の方が重要なポイントとなっています。

OCO注文とは

そして次に紹介させていただくOCO注文とは、自分が保有しているポジションに対して、利食いポイントと損切りポイントの両方を予約することができるというものです。

これに関してはそのままの意味なので特に深い説明は不要かと思いますが、利食いと損切りのポイントを予約で入れておくことができる利点として、専業トレーダーではなく仕事の片手間で取引を行っているトレーダーは、常に相場を気にする必要が無くなるという点です。

もちろん取引を行っている以上常に相場の事を頭に入れておく必要はありますが、仕事の片手間で取引を行っているトレーダーは、自分の好きなタイミングで利食い・損切りを行うという事が比較的難しい状況が多い事かと思います。

その様な場合にこのOCO注文を入れておくことで、自分のポジションを常に見ていなくても設定した価格に到達した時点で自動的に決済を行ってくれるのがこのOCO注文です。

取引を行う上で決済のポイントを決めておかない(特に損切り)というのは命取りと言っても過言ではありません。

いくら専業トレーダーでないと言っても事前に決済ポイントを決めていない時点で、損失になった取引というのは悪い負け方の部類に入ります。

そしてその様な事が重なることで、資産減少へとつながっていきます。

専業トレーダーでない方であったとしても、その様な負け方をしない為にこのOCO注文というのがあると言っても過言ではありません。

そのくらい大切な注文方法です。

IFO注文とは

これまでに2つの注文について説明させていただきましたが、次に紹介するIFO注文というのは、その2つの注文を組み合わせた注文方法です。

これに関しては上記2つの説明を読んでいただいた方であればすぐに分かるかと思いますが、エントリーからエグジット(利食い・損切り)の注文をあらかじめ予約しておくことができるという注文方法です。

人それぞれ注文方法に関しては意見が異なる事もあるかと思いますが、私自身の意見としては、自分手法のシグナルに沿ってあらかじめ売買注文+決済注文を出しておくという事は鉄則だと思っています。

それはなぜかというと、24時間一睡もせずに相場を確認し続けるという事は物理的に不可能ですし、自分の手法が確立しているのであれば、その手法に従った売買注文をあらかじめ出しておく事で、万が一寝てしまっている場合にそのポイントがきたとしても逃さずに済むからです。

自分の手法がエントリーシグナルを出したのにも関わらず、そのシグナルに従う事ができなかったというのは、大きな利益を得る事ができたにも関わらずそれを逃したという事になり、そういった事というのは一種の損失と言っても過言ではありません。

仮にそのシグナルに従った結果最終的に損切りとなってしまったとしても、今後のトレード結果を向上させるための一つの指標となってくれますし、絶対的な損失とはなり得ない訳です。

以上の3つが、FXの注文の種類となる訳ですがいかがでしたでしょうか。

これらの事というのは最も基本的な部分ではありますが、しっかりと理解して注文を出しているという人も少ないのではないでしょうか。

そういった方はぜひこの機会に、これら注文方法について理解をしていただき、今後のトレードの役に立てていただけたらと思います。