FXにおけるストップロスの目安と重要性について解説!

FXにおけるストップロスの目安と重要性について!

ストップロスとは

今回は、FXにおけるストップロスの目安とその重要性について詳しく説明していきたいと思います。

まずは初めに、ストップロスという言葉の意味から順番に説明していきたいと思いますが、すでに言葉の意味は知っているという方は飛ばしていただいて問題ないです。

それではストップロスという言葉の意味についてですが、このストップロスというのは、自分の予測に反して相場が進んでしまった場合に、自分の許容できる範囲で損切りの注文を予め行うということです。

例えば、1ドル100円の時に買いでエントリーを行い、その後相場が上昇していけば良いですが、もし仮に相場が下降していってしまった場合に備え、あらかじめ99円のとこにストップロス注文を置いておくという事です。

これを行っておくことで、自分の考えに反して相場が進んでいってしまった場合であっても、自分があらかじめ決めておいた損失内で抑える事ができるという事です。

FXの取引を行っていく上で、このストップロス注文というのは欠かせないものであり、世の中で大きな損失を出している人の9割はストップロス注文をしていないと言っても過言ではありません。

それほど重要なものになります。

それではストップロスがどのような物か分かってきたタイミングで、このストップロスの重要性について説明していきたいと思います。

ストップロスの重要性について

これを知らないと相場で生き残ることができない!?

まず取引を行う上で必要な考え方として、勝ちトレードの結果よりも負けトレードの結果の方が重要だという事が挙げられます。

それはなぜかというと、殆ど全てのトレーダーが念頭に置いているように、取引で勝つためには損切りが最も重要な要素であるという事が挙げられます。

そしてその損切りが最も重要な要素であるという事は、いかに利益を上げるのかという事よりも、いかに損失を少なくする事ができるかという事の方が重要であるという事です。

この件に関して、取引でなかなか利益を上げる事ができないトレーダーは、利益に関する事だけを考えているということに疑いの余地はないかと思います。

そして、ストップを置く場合の注意点として、最高でどのくらいの利益が確保できるかという事よりも、最低どのくらいの損失に抑える事ができるのかという事を考える方が重要であるという事です。

さらに言えば、ストップロスの重要性を理解していないトレーダーに関しては相場で生き残っていく事は不可能といっても過言でない程、このストップロスというのは重要な要素であるわけです。

ここで伝えたい事として、利益を上げることに集中するよりも、どのくらいの損失に抑える事ができるかという事に重点を置いて考えることで、自然と利益はついてくるものだという事です。

ここまで読んでいただいた方は、ストップロスの重要性というものが少し分かってきたかと思いますが、ストップロスを設定する目的というのは何かという点についても説明していきたいと思います。

ストップロスの目的とは

それではストップロスの重要性も分かってきたところで、次はストップを使う目的というのを具体的に説明していきます。

まずストップを用いる基本的な目的としては、損失を一定の範囲に抑えるという事です。

取引で利益を出し、相場に長く居座りたいと思った場合に必要になってくる要素というのは、損失をいかにうまく抑える事ができるかという点で決まってきます。

もしストップを用いることなく取引に参加していた場合には、なかなか損切りをすることができず、損失は膨らむ一方です。

この事に関しては、一つの取引で一発退場してしまうような方に共通しているかと思いますが、ストップの重要性に気付いておらず、あらかじめ設定しなかった事で損切りのタイミングを見失い、結果大きな損失になってしまったという方が多くいます。

そして何よりもあらかじめストップの位置を決めておくという事は、心理的にも楽になることができますし、相場の動きに合わせて無駄に考える必要もなくなるという事です。

ストップの目安と注意点!

ストップの目安について

それでは、ストップの重要性と目的について理解頂いたところで、ここからは本題のストップの目安と注意点について説明していきたいと思います。

まずはストップロスを置く目安についてです。

ストップロスの位置を決める際に確実に守らなければいけない点として、相場が示す重要なポイントの内側には置いてはいけないという事です。

相場が示す重要なポイントというのは、トレンドラインだったり、その場面における重要な支持線や抵抗線という意味です。

これら重要なポイントの内側にストップを設定してしまうと、意味のない場面での損切りとなり、最終的に利益につなげる事ができる相場だったのにも関わらず損失で終わってしまうという事が考えられます。

それはなぜかというと、相場が示す重要なポイントというのは、世界中のトレーダーが見ているポイントでもあり、そのポイントを軸に反発し、そこからトレンドを形成していくこともあるからです。

ここで一つ注意点として、それら重要なポイントの内側ではなく、外側であればどこでも良いのかというとそうではありません。

基本的には、重要となっているポイントを少し超えた外側にストップを置くという事が大切です。

少し超えた所というのは、相場にはダマシの動きというものがあり、もし仮に重要となっているポイントと同じ所にストップを設定してしまうと、ダマシにあった場合にそのまま損切りとなってしまうため、離れすぎず近すぎずといったポイントにストップを設定することで、ダマシにあう確率を減らすという事も重要になってきます。

以上の事を踏まえた上で、最後にストップに関する注意点を紹介して終わりにしたいと思います。

ストップに関する注意点!

2つの注意点をご紹介!

それでは最後に、ストップに関する注意点として、ストップの設定幅が狭い場合と広い場合の注意点を紹介していきたいと思います。

先ほどの章で軽く説明はさせていただきましたが、重要となるポイントの外側にストップを置くという事が大切だと伝えさせていただきました。

その際に、近すぎても離れすぎても良くないとお伝えしましたが、近すぎる場合と離れすぎている場合の注意点というのを具体的に説明させていただきます。

ストップの設定幅が狭い場合の注意点

まず、基本的に考えられるストップの良い置き方というのは、損失の額を許容範囲内に収めることはもちろん、うまくトレンドに乗れた場合に利食いのタイミングを遅らせ、利益を最大限に引き延ばすという事です。

しかし、多くのトレーダーに共通するダメなポイントとして、損失を恐れるあまりストップの設定幅を狭く設定してしまうという事が挙げられます。

ストップの設定幅を狭く設定してしまうというのは、自分がエントリーしたポイントから、比較的近くに置いてしまう事だったり、その結果相場が示す重要なポイントのだいぶ内側に設定してしまうという事です。

この様な場合、ストップの幅があまりにも狭いために、損失は低く抑える事ができても、相場の動きをうまくとらえ利益を上げるという事ができません。

それはなぜかというと、エントリーした後に相場のボラティリティが高くなった場合、ストップの幅が狭いとすぐに巻き込まれてしまうという事が考えられるからです。

要するにストップの幅が狭いと、損失は小さく抑える事ができたとしても、利益を出す機会が少なくなってしまうという事です。

ストップの幅が広い場合の注意点

それでは次に、今度はストップの幅が広すぎる場合の注意点についてみていきましょう。

ストップの幅が広すぎる場合というのはストップの幅が狭すぎる場合と同様に、利益を出す機会が少なくなってしまいます。

それはなぜかというと、相場が示す重要なポイント付近にうまくストップが置けた場合と比較すると分かりやすいのですが、うまくストップが置けた場合に発生する損失で抑えられたところを、ストップの幅を多く取り過ぎてしまった為に損失額が増えてしまうという事が考えられるからです。

予めストップの位置に対して、損失の割合を決めてポジションを持った場合においては、損失の割合が変わることはないですが、その分取引量が減少してしまうため、利益につながるトレードになったとしても、本来得る事の出来る利益よりも少ない利益となってしまう事が考えられます。

”予めストップの位置に対して、損失の割合を決めてポジションを持った場合”というのは、こちらの記事にて詳しく説明していますので、意味がよくわからないという方は先に確認していただけたらと思います。

しかし、ストップの幅を広くすることが全部悪いという訳ではないので、ストップの幅を広くしてもよいタイミングについても触れていきたいと思います。

そのタイミングというのは、相場のボラティリティが高い場合においてはストップの幅をある程度広くする必要もあるという事です。

というのは、ドル円の相場とポンド円の相場を比べていただくと一目瞭然かと思いますが、相場の変動幅というのは大幅に違ってきます。

このような場合、その相場に合わせてストップの幅を広くするという事が、その相場におけるストップ幅の適正ポイントになるため、取引通貨ごとにストップの幅を広くする必要もあるという事です。

そして相場のボラティリティに関しては、ATRというテクニカル指標を用いる事で容易に確認する事ができますので、ATRを軸にストップの幅を設定するという事も一つの手かと思います。

その外にも色々なテクニカル指標、またはトレンドライン等を駆使してストップの幅を決めることもできますので、自分の手法にあったストップの幅というのを決めてみてはいかがでしょうか。