FXの取引において、自分の取引を正当化していませんか?

今回は、FXの取引における”認知的不協和”について説明していきたいと思います。

認知的不協和とは?

確実に経験がある事だと思います!

まず初めに、認知的不協和とはなんですか? という方に簡単に説明したいと思います。
認知的不協和とは心理学における言葉です。

意味合いを簡単に説明しますと、2つの要素がある場合に、片方の要素を自分のいいように変えてしまう事を言います。

FXでの例に例えてみますと、2つの要素=①自分では今の相場が稼ぎ時だと思っている。(変動率の非常に高い相場と考えて下さい)
②プロのトレーダーの意見として、今の相場は危険なので取引を行わない方が良い。
上記の様なシチュエーションになった場合、自分の考えが正しいと思い、過去の経験など色々な理由をつけて正当化する。というような事になります。

例えばどのような事?

実際に起こり得る例をご紹介!

上記の様な場合ですと、一概には言えませんが、稼ぎ時と思っている時点で、その相場が始まる前に仕込むことができていないという事になります。それはなぜかと言うと、取引を始めたばかりの頃であったり、少し慣れてきた頃に感じる”稼ぎ時”と言うのは、トレンドが完全にできてしまった後に感じる事が多いからです。

上記の事も踏まえた上で、目に見えるような稼げる相場が来た時点で仕込めていないという事は、参入する時点である程度のリスクもあるという事です。

ここでいう”リスク”とは、トレンドが完全にできてしまった後というのは、基本的には下降して行くのみなので、損失に繋がってしまう可能性が十分に考えられるという事です。

にも関わらず、過去に一度変動率の非常に高い危険な相場で利益を出した経験やその他の良い思いをした経験を理由に、プロのトレーダーが危険だと言っているにも関わらず取引を行い、莫大な損失につながる事になります。

取引以外の事も例外ではない!?

例えば、FXなどの情報商材が販売されていたとします。
その商材の商品説明を読み、ものすごく利益を上げる事が出来そうな気分になったとします。

自分では、この商材を買えば利益を上げる事ができると信じているので買いたい。
しかし、友人に紹介したところ、そんなうまい話は無いと思うので買うのはやめた方が良いと言われたとします。

友人がせっかく止めてくれたにも関わらず、商品説明欄を理由に購入し、自分の貯金を全て使って取引を行った結果、自分の貯金が半分になってしまった等、自分の衝動を抑える事ができずに損失につなげてしまうというのが、FXの取引における”認知的不協和”となります

※上記の例の場合、購入する事が悪い事とは思いませんが、購入後、しっかりとバックテストなどを行い、自分の資金を使う前にその手法が本当に利益を出すことができるのか確認する事が重要かと思います。

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どのような対策があるの?

これを読めば対策バッチリ!?

それでは、この”認知的不協和”に陥らない為にはどの様な方法があるのか紹介していきたいと思います。

実際のトレードを行う上でも、ものすごく重要な事ですが”自分の手法を確立させ、決めたルールに従ってトレードを行う”といった事になります。そもそも、取引を行う時点で周りの人の意見に左右されるというのもあまりよくない事だと思いますが、どの様な相場であっても自分のルールがしっかりと決まっていれば、他の人が言った意見に対し自分の意見を正当化する以前の話になります。

ルールが全く決まっていない人であれば、上記の例の様な事が起きる可能性はありますが、しっかりと自分のルールを確立させている人であれば、他の人が言った意見に対し自分の意見を正当化する・しないに関わらずルールに従うだけなので、この”認知的不協和”自体感じる事は少ないと思います。

他の人が反対した相場でトレードを行い、仮に損失が出たとしても、それは自分の意見・考えを正当化した結果起こった事ではなく、ルールに従った結果損失がでただけなので、損切もルール通り行えば良いだけの話です。

もっと言えば、世界中の頭の良い人がどんなに良いトレードルールを作ったとしても全ての取引で100%確実に勝てる手法なんて存在しないので、
ルールに従った結果、今回は損失になってしまったというだけの話です。

FXの取引でいう”認知的不協和”とは、ルールを全く作らず何と無くな感じでトレードしている人に当てはまる心理学的要素だと思いますので、上記で説明している通り、しっかりと自分のルールを作り、それに従ってトレードを行う事がFX・株・仮想通貨の取引で利益を上げる・”認知的不協和”に陥らないための秘訣だと思います。